相続の準備 3 / 5

預貯金口座の相続手続きを確認する

最終制度確認:

故人名義の預貯金を確認し、金融機関へ死亡を連絡して相続手続きの必要書類を確認します。口座凍結後の払戻しや遺産分割前の仮払い制度もあります。

銀行口座の死亡後手続きは「連絡→必要書類確認→払戻し・名義変更」

口座名義人の死亡を金融機関へ伝えると、取引状況の確認後、相続手続きの案内を受けます。必要書類は、遺言の有無、相続人、遺産分割の状況、金融機関によって異なるため、戸籍や印鑑証明書を先に一律でそろえず、取引店または相続窓口へ確認してください。

遺産分割前は、相続人単独で相続預金の全額を払い戻せないことがあります。生活費・葬儀費用などの資金需要には、金融機関窓口で一定額を払い戻す制度と、家庭裁判所の判断を受ける方法があります。

使える額と書類は法定相続分・口座残高等で変わります。死亡後の払戻しは相続・税務上の問題になり得るため、必要がある場合は金融機関へ手続方法を確認し、使途と金額を記録してください。

ゆうちょ銀行、都市銀行、地方銀行、ネット銀行では開始方法や書類が異なります。定期預金や投資商品がある場合も同じ窓口で対象取引を確認します。

口座が凍結されたら葬儀費用を出せませんか?

遺産分割前の相続預金の払戻し制度を利用できる場合があります。対象額・必要書類を金融機関へ確認してください。

必要書類は銀行ごとに同じですか?

同じとは限りません。遺言・分割・相続人関係・商品によって変わります。

進め方

  1. 通帳、カード、郵便物、口座引落しから利用金融機関を洗い出す。
  2. 各金融機関の相続窓口へ死亡と相続の状況を伝える。
  3. 遺言や遺産分割の状況に応じた必要書類と払戻し方法を確認する。

注意したいこと

死亡直後に全国の口座が一斉に自動凍結されると決めつけないでください。急な資金需要がある場合も、正規の払戻し制度を確認します。

分からない場合

通帳が一部しかなければ、銀行からの郵便、スマホアプリ、振込・引落し履歴を手掛かりにします。利用先が分かればその金融機関へ照会します。

ちょっと聞きたい

「葬儀のお金が必要で、父の口座から出していいのか迷っていて。」

「急いで動かす前に、銀行へ相続の手続きと、分割前に払戻しを受ける方法を聞いてみましょう。」

よくある質問

どの銀行に口座があるか分からない場合は?

郵便物やアプリ、振込記録から利用先を探します。

必要書類は銀行ごとに同じ?

遺言の有無や遺産分割の状況でも変わるため、各金融機関の案内を確認します。