相続の準備 3 / 5

法定相続情報証明制度を利用するか確認する

最終制度確認:

法定相続情報証明制度は、戸籍書類一式と相続関係を一覧にした図を法務局へ提出し、認証された一覧図の写しを相続手続きに利用できる制度です。利用は任意です。

戸除籍謄本等と作成した一覧図を登記所へ提出し、認証文付き法定相続情報一覧図の写しを受け取り、法定相続人の関係証明に使う一方、遺産分割や相続放棄の結果は証明しないことを示す図
一覧図は法定相続人の関係を示すもので、遺産の分け方や相続放棄の結果を証明する書類ではありません。

法定相続情報一覧図を作る手順

何をする

故人の戸除籍謄本等を集め、法定相続人を確認して一覧図を作成し、申出書と必要書類を登記所へ提出します。登記官の確認後に交付される一覧図の写しは、相続登記、預貯金、年金等の対応手続で戸除籍謄本等の束の代わりに利用できます。すべての手続で使えるとは限らないため、提出先へ確認します。

現在の戸籍を示す戸籍謄本、在籍者がいなくなり閉じられた戸籍を示す除籍謄本、制度改製前の戸籍を示す改製原戸籍の違いを比較した図
書類名は似ていますが、記録している時期と戸籍の状態が異なります。

いつまで・どこへ

申出に法定期限はありませんが、利用する各相続手続の期限は別に守ります。

進め方

  1. 複数の相続手続きで戸籍を提出する予定があるか確認する。
  2. 戸籍書類一式と相続関係の一覧図を準備する。
  3. 法務局の案内に従って申出を行い、認証された一覧図の写しを各手続き先で利用する。

注意したいこと

利用は任意です。外国籍の関係者がいて必要な戸除籍を提出できないなど、制度の利用条件を満たせない場合もあります。

分からない場合

制度が使えるか迷ったら、必要な戸籍がそろうかを確認し、法務局に申出方法と利用条件を尋ねます。

ちょっと聞きたい

「銀行のたびに戸籍を全部出すの?」

「法務局の一覧図の写しを使える場合があります。何度も提出するなら、利用を考えてみてもよさそうです。」

よくある質問

一覧図だけで全手続きが終わる?

各手続き先で追加書類が必要な場合があるので、その先の案内も確認します。

相続手続きが一つだけでも使うべき?

必須ではありません。戸籍提出の負担と準備の手間を比べて選べます。