相続の準備 3 / 5

農地を相続した場合の届出を確認する

最終制度確認:

まず確認

田・畑などの農地を相続で取得したら、農地所在地の農業委員会への届出を確認します。これは不動産の相続登記とは別の手続きです。農地を耕作するかどうかにかかわらず、まず対象地と取得の事情を農業委員会に伝えてください。

期限と確認の目安

農林水産省や自治体の案内には、相続等による農地取得後、おおむね10か月を目安に届出を求める記載があります。案内によって期間の数え始め方の表現が異なるため、農地所在地の農業委員会に、自分の事案の期限をどの日から数えるかを確認してください。相続登記の期限とは別に管理します。

自分に関係する?

故人の財産に田・畑などがあり、相続で農地の権利を取得した人が対象となり得ます。地目や現況、取得の形が分からない場合も、土地の所在地と地番を整理して農業委員会に確認してください。売却や転用を考えている場合は、取得の届出とは別の手続きが関係するかも尋ねます。

進め方

  1. 登記事項や固定資産関係の資料から、土地の所在地、地番、地目を確認します。
  2. 誰がいつ、どのように権利を取得したかを整理します。
  3. 農地所在地の農業委員会へ、届出の対象か、期限の起算点、届出様式と添付資料を確認します。
  4. 窓口・郵送・オンラインのどの方法が使えるか、費用があるかを確認し、案内に従って届け出ます。
  5. 届出の控えを保管し、相続登記も別に進めます。

連絡前に用意するもの

問い合わせには、土地の所在地・地番が分かる資料、相続で取得したことが分かる手元の情報を用意します。届出書の様式、相続関係資料の要否、提出方法と費用は、農地所在地の農業委員会に確認してください。

注意したいこと

農業委員会への取得届出をしただけで相続登記が終わるわけではありません。また、土地を売る・転用する予定がある場合は、取得届出と別に必要な手続きを確認します。期限の「おおむね10か月」は、起算点を確認せずにカレンダーへ書き込まないようにしてください。

ちょっと聞きたい

「畑を相続したけれど、使う予定がない。登記だけでいい?」

「農業委員会への取得届出も別に確認しよう。地番を伝えて、期限をいつから数えるかも聞いておくと安心だよ。」

よくある質問

相続登記をすれば農業委員会への届出は不要ですか?

別の手続きです。農地所在地の農業委員会に、取得届出の対象かを確認してください。

農地かどうか分からない土地は?

登記事項や固定資産関係の資料で所在地と地目を確認し、現況も含めて農業委員会に伝えてください。

耕作しない場合も連絡しますか?

取得した土地と今後の利用予定を農業委員会に伝え、取得届出と利用に関する別の手続きが必要か確認してください。

主な公式・確認先

次に確認すること

地番と取得の事情を農業委員会へ伝え、届出の要否、起算点、書類、提出方法を確認してください。